Cytiva Webinar Ondemand
ご質問と回答:やっと分かった!Biacore™ メンテナンスの
方法と意味、トラブルシュートまで
ライブWebinarでお受けした質問に対する回答をご紹介します。
Desorb(D&S)を25度で実施した方が良いとおっしゃっておりましたが、Method自体がそのような温度設定になっていますでしょうか。
いいえ、Methodそのものには温度設定機能は含まれておりません。ユーザー様にて、実施前に設定をお願いいたします。
DesorbとDesorb & Sanitizeの、洗浄される領域の違いを教えてください。
今回のウェビナー資料に洗浄範囲が記載されておりますので、ぜひご参照ください。
プレート用セプタは洗浄すれば繰り返し使用可能でしょうか。
いいえ、こちらは使い捨てとなります。
pneumatic testとは何ですか?
エアバルブがきちんと開閉できているか、漏れがないか、エアタンクやコンプレッサーは正常か、などを幅広く確認する操作です。Service modeでしか確認できません。参考として、Biacore™ T200の場合、エアバルブは16個もあります。これらを駆使して特定のフローセルのみに送液しています。
スーパークリーンはしょっちゅうやって構いませんか?
装置にダメージを与えるという証拠はありませんが、実施時間もかかりますし、必要な時に実施をおすすめします。
29ページのレスポンス低下と-2000くらいの低下はどこをとっているのでしょうか?
Buffer selectorでは、緩衝液のAチューブから超純水のBCDチューブに切り替える動作を行っています。別のサイクルにて取得されたAチューブのベースラインに対し、BCDチューブの超純水でのベースラインのサイクル間の差を確認しています。
システムチェックの実施頻度はどのように決めればよいですか?
装置が正常に稼働しているかのチェックになりますので、チェックが必要とお考えの時にしていただきます。考え方としては、サンプル測定時に装置の不具合を疑うときに装置の正常稼働を確認したいときや、2回のシステムチェックの実施の間のサンプル測定での正常稼働を担保するために必要とされる頻度で行います。