Meet the People at Cytiva

弊社デジタルチームのグローバルプロダクトリーダーとしてAnalyticsを担当しているChris Kopinskiは、製薬企業やバイオテクノロジー企業、臨床医や研究者が「プレシジョン・メディシン」を世に送り出すというビジョンを実現すること支援しています。彼のチームは、お客さまの業務がより効率的でかつ生産性が高まるように、日々必要なオペレーションに高度な分析や機械学習、人工知能（AI）といったソリューションを組み込むことを推進しています。

弊社で11年以上の経験を積んでいるChrisですが、これまでの仕事はその折に触れて刺激的だといいます。彼は、大学時代、医療現場におけるエラー減少に注力していたデジタルテクノロジーグループとの連携を経験し、それによって「ヘルスケア業界」を意識しました。そして、医療技術やライフサイエンスの製品開発チームとともにシステムエンジニアとして働くCytivaのEdison Engineering Developmentプログラムに参加。Cytivaのバイオプロセスビジネスの自動化およびデジタル組織を率いるAccelerated Leadership Program（XLP）にも参加しました。当時の彼の最も大きな成果は、彼のチームが革新的なコンセプトを支援して、そのコンセプトがのちに「シングルユース」のバイオ製造プラットフォーム「FlexFactory™」として業界のゲームチェンジャーとなったことです。

デジタルソリューションが製薬業界に変革と成長をもたらす、と考えているChris。「たとえば、現在臨床試験までおこなったとしても承認されるのはたった12%だけです。それでも、その治療は患者の約40％だけにしか効果がありません。これまでに費やしている開発費用は天文学的な数字だったとしても！」　Chrisは機械学習や高度なアナリティクスといった新しい技術によって、研究者や治療に携わる専門家はより正確な治療を迅速かつコスト効率よく開発し、患者に提供できるようになるといいます。「いまそこにあるデータと情報を取得して、プレシジョン・ヘルスの推進に関わる研究者や製薬会社、エンジニア、医療従事者のために重要な考察を生み出すこと。それがすべてです。最終的な目標は、患者により良い治療を提供することなのです」

Chrisがこれまで仕事を通して出会った仲間は、間違いなく彼の宝物です。プロジェクトを祝う、チャレンジしたことを振り返る、同僚を見送る――Chrisは、どんなときであれ互いに支え合うチームを見てきました。さらに、チームメンバーががさまざまな視点や経験をもっていることによって、Chrisは堅実でありながらも、絶えず現状以上の新たな発想で考えることができるのです。「多様性を受け入れると一人ひとりがユニークな視点をもちこみ、それによりビジネスに驚くべき結果をもたらすのです」

Chrisからのアドバイスは「だれしも1日24時間しかありません。時間をうまく使うのです。あなたにとって何が重要か。その重要なことに、ありったけのすべてのエネルギーを集中することです」