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Daniela Katarzynski

PLANT MANAGER
PASCHING, AUSTRIA

記事作成日:2019/12/20

2年半ほどオーストリア パシング(Pasching)にある細胞培養製造拠点のプラントマネージャーをつとめているDaniela Katarzynski。パシングは、弊社のバイオプロセス事業のなかで、4つあるグローバル細胞培養拠点の1つです。 「わたしの目標は、リーダーとして拠点に新風を吹き込むこと、そしてお客さまや世界の細胞培養チームと信頼できるパートナーになることです」

プラントマネージャーとしてDanielaはチームを正しい方向へ導き、目標を達成することに集中し、継続的に改善を重ねることで、各チームメンバー自身もよきリーダーになるように努めています。 「そうすることによって、もっと多くのお客さまに製品を提供できるように、そしてビジネス全体の成功に大きく貢献できるように、生産性を長期的に向上し続けたいのです」

Danielaはマネジメント職を目指してライフサイエンスのキャリアをスタート。そして実際に3年以内にマネジメントの立場に就きました。彼女はさらに高みを目指し、より将来を見すえて、プラントマネージャーになることに挑戦しました。 「昔はごくフツーの学生で、自分への期待値はいつも低かったですね。それが今ではこうして仕事を通じて仲間と一緒に働いたり、問題を解決したり、先頭をきって組織で何かを変えたりすることが、自分の楽しみになり、そして自分にとって重要なこととなりました。わたしは自分がやってきたことを自負しています」

Danielaの一番の思い出は、パシングチームとグローバル細胞培養チームが2年以上かけて巨大投資プロジェクトに共同で取り組んだときのことです。このプロジェクトには、2つの新しい粉砕設備を生産エリアに導入すること、特定のお客さまに対して満たすべき品質およびデータ整合性の要件を実装することが含まれていました。 「このプロジェクトによってグローバルのさまざまなチームの協力と信頼を得ながら、お客さまのより幅広いご要望に応えられるチームへと進化したのです。チームの頑張りが実を結んだなって思います。特に厳しい顧客監査にパスした瞬間といったら!」

「わたしにとって、チームの多様性は不可欠なものです。アイデアを改善していくためには、お互いのアイデアに意見をぶつけ合う必要があります。性別や国籍、学歴、職歴などが多様なグループほど、より効果的にできますが、似たような人たちが集まってもなかなかうまくいきません。純粋な論理ですね。多様性が高ければ高いほど、すばらしいアイデアや解決策にたどり着く可能性が高くなると思うのです」

Danielaが現在注力しているのはデジタルビジネスです。デジタルは、お客さまにとってますます重要になっています。お客さまは、自社プロセスにオートメーションを組み込めるデジタルツール導入を検討しており、その導入によって「製造コスト」を下げることができるでしょう。そして、最終的に患者さんの医薬品のコストを下げることにつながるのです。パシング拠点の拡張プロジェクト完了後は、製造コストを低く抑えながらお客さまに医薬品原材料を提供したり、お客さまの社内での品質管理検査の回数を減らすことも可能になります。

最後に。
アメリカ合衆国第26代大統領 セオドア・ルーズベルトの名言:「“Believe you can, and you are halfway there.”(自分はできると信じなさい、そうすればもう半分は達成されています)」Danielaはこの言葉を引用し、自分自身を信じることが大切だと言います。「簡単じゃなくても、自分を信じればきっとうまくいきますから!」

“Believe you can, and you are halfway there.”


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