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お客さまの声/データ紹介 二次元電気泳動関連製品Immobiline™ DryStrip用膨潤試薬
DeStreak Reagent は、従来の還元剤に代わるチオール(SH)基の保護試薬です。タンパク質の非特異的な酸化を防ぐことで、塩基性領域(pH 7 以上)の二次元電気泳動パターンをクリアに得ることができます。
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泳動装置 | Ettan™ IPGphor™ |
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ゲル | Immobiline™ DryStrip pH 3-10, 13 cm |
膨潤液 | 7 M Urea、2 M Thiourea、 1% Pharmalyte™ pH 3-10、2.5 mM acetic acid、0.2% Triton X-100 上記に下記(1)20mM DTT、(2)DeStreak Reagent, 12 µl/ml のいずれかを添加した |
泳動条件 |
膨潤: 10時間 |
二次元目等電点電気泳動(SDS-PAGE)
泳動装置 | 13 cm用縦型電気泳動装置(バイオクラフト社) |
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ゲル | SDS/Native両用トリス塩酸ゲル(ゲル濃度12.5%、バイオクラフト社) |
染色 | SYPRO™ Ruby Protein Gel Stain (Invitrogen社) |
検出 |
FluorImager SI Excitation:488 nm、Filter:610RG |
[収量の比較]
DeStreak Reagent を使用した場合の泳動パターン | DTT を使用した場合の泳動パターン |
DeStreak Reagent の使用によって塩基性側のストリーキング(横筋)が大幅に改善され、タンパク質スポットがフォーカスした。これまでDTT を使用した系では分離できなかった塩基性タンパク質が、DeStreak Reagent により解析可能になる。酸性側の分離はDTT の方がやや優れているように思われた。
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