核膜の動態と細胞周期との関わりを解明したい
DeltaVisionお客さまの声
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構
国立遺伝学研究所 系統生物研究センター 原核生物遺伝研究室
青木 敬太先生
核膜の動態と細胞周期との関わりを解明したい
DeltaVisionを用いて、細胞周期の進行に伴う核膜の動態観察が可能になりました。DeltaVisionを使った理由は、3次元構築ができることも利点の一つですが、タイムラプス観察が簡単にできるからです。タイムラプス撮影が完全に自動だと、微調整ができずにかえって難しくなりますが、DeltaVisionは自動で撮影を行いつつ、手動でも撮影中に焦点の微調整ができる点が便利です。
サンプル:Schizosaccharomyces japonicus(分裂酵母の一種)
蛍光標識
- 核膜複合体:Cut11-GFP
- ヒストン:H3-mCherry
- 核小体: Gar2-mCherry
核膜複合体:Cut11-GFPと核小体: Gar2-mCherryの細胞内動態
核膜複合体:Cut11-GFPとヒストン:H3-mCherryの細胞内動態
※お客さまの使用経験に基づく記載です。
青木先生ご所属の国立遺伝学研究所 系統生物研究センター 原核生物遺伝研究室のご研究紹介:
青木先生ご所属の仁木教授の研究室では、原核生物の大腸菌や真核生物の酵母をモデル生物として、染色体やプラスミドDNA が動く仕組み、細胞の形が決まる仕組み等の研究をされています。遺伝学的な方法に加えて、蛍光タンパク質によるDNA やタンパク質のイメージングを用いて、細胞増殖過程でどのような現象が起こっているのか、多数発表されています。
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