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二次元電気泳動のすべて タンパク質機能解明のキーテクニック

二次元目電気泳動

ラージゲルでの高解像度解析を手軽に行いたい場合に
Ettan™ DALTsix

Ettan™ DALT six

大型ゲル(25.5×20 cm)を6枚同時に泳動できる縦型電気泳動槽です。24 cm Immobiline™ DryStripの二次元目展開に最適で、高解像度・高精度を要求されるこれからのプロテオーム解析に必須の1台です。

シンプルで取扱いが容易なデザインに加え、プレキャストゲルが使用できるため、再現性の高い高解像度の解析が手軽に実現します。内蔵のヒートエクスチェンジャー/バッファー循環ポンプにMultiTemp III 恒温循環装置を組み合わせることにより、効率的で安定した冷却が可能です。

プレキャストゲルを用いる場合

Ettan™ DALT Gel 12.5 は12.5 %ポリアクリルアミドのプレキャストゲルです。プラスチックのサポートフィルム上にキャスティングされているので、取扱いが容易で形状が安定しています。ブック型のプレキャストゲルカセットにより、ゲルの取扱いが更に容易で、スループットが向上します。
Ettan™ DALT II Gel

自作ゲルを用いる場合

ゲルキャスターにゲルカセットをセットし、ゲル溶液を流し込んで作製します。1.0 mmまたは1.5 mm厚ゲルの作製が可能です。Ettan™ DALT Gradient Makerを使用してグラジエントゲルの作製も可能です。
Ettan™ DALT II Gel

1. プレキャストゲルをプレキャストゲルカセットに設置します

参照図1

2. 一次元目展開し、平衡化したImmobiline™ DryStripを置き、アガロースで封入後、カセットをユニットに挿入します

参照図2

3. パワーサプライEPS 601、恒温循環装置を接続し、泳動を開始します

泳動結果
一次元目:Immobiline™ DryStrip 3-10 NL, 24 cm
二次元目:SDS-PAGE(12.5 % T, 2.7 % C) / Polyacrylamide gel(Laemmli buffer system)
サンプル:芽キャベツ(Brassica oleracea var. Gemnifera)抽出物


ラージゲルで多検体処理を必要とするプロテオーム解析に
Ettan™ DALTtwelve

Ettan™ DALT twelve

Ettan™ DALTsixと同じサイズの大型ゲルを12枚まで同時に泳動できる泳動槽とパワーサプライ、コントロールユニットを装備したシステムです。

24 cmのImmobiline™ DryStrpを一次元目に使用することで、 大型ゲルの特性を生かした最高のパフォーマンスを期待できます。バッファーはユニット下部に組み込まれているポンプにより循環され、ペルチィエ冷却装置により正確に温度をコントロールします。(15~50 ℃)。

Ettan™ DALTsixと共通のプレキャストゲルまたは自作ゲルの使用が可能です。


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