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G1/S Cell Cycle Phase Marker Assay

G1S Cell Cycle Phase Marker(G1S CCPM)は生細胞のCdk2/cyclin E活性を利用した細胞周期解析におけるG1/S期のインジゲーターで、蛍光顕微鏡画像から個々の細胞の細胞周期を区別できます。

G1S CCPMは、human helicase B遺伝子のphosphorylation dependent subcellular localization domain (PSLD; 局在に関連するリン酸化ドメイン)と EGFPを融合したものです。 このセンサーは、human ubiquitin Cプロモーター(UbC)により発現誘導されます。PSLDはCdk2/Cyclin E複合体によってリン酸化されます。

G1期の細胞では、helicase Bは核内に局在します。G1後期ではCdk2/cyclin Eの活性化しhuman helicase Bがリン酸化されます。その結果S期直前にhuman helicase B が核から細胞質へ移行を開始します。

G1S CCPMによる細胞周期の特定

実験結果
G1期ではG1S CCPMは核内に存在するため、核の蛍光強度が強くなります。S期で細胞質に移動し、M期で再度核内に凝集します。


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