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ImageQuant™ LAS 4000シリーズ活用法 その1 : UV光源についてはじめにImageQuant™ LAS 4000シリーズのオプションUV光源には、落射光源と透過光源の2種類があります。 ※対象機種のところで(オプション)と表示されている機種をご使用中の場合、本文に記載されているアクセサリーが標準装備品ではないため別途ご購入いただく必要があります。 透過UV光源(312 nm)蛍光色素の検出●対応機種:ImageQuant™ LAS 4000mini(オプションi、ImageQuant™ LAS 4000、ImageQuant™ LAS 4010 UV透過光源で検出が可能な蛍光色素には次のようなものがあります。
ここで使用するフィルターの605DF40とは、バンドパスフィルターで、中心波長605 nm±20 nmの光を50 %の効率で透過するフィルターです。SYPRO™ Rubyは図1からも分かるように、その蛍光特性から460 nmの青色落射光とY515のフィルター(515 nm以上の波長を透過させるフィルター)の組み合わせでも検出できます。そのため、UV透過光源による励起でも同等の感度で検出することが可能です(図2)。蛍光フィルターの使用によって、UV光そのものやノイズをカットすることができます。ゲルを置くトレイは底が透明なUV-Transトレイ(図3)を使用します。
図2 ImageQuant™ LAS 4000シリーズを使用して撮影したゲル画像
CBB染色、銀染色のゲルなど可視染色のサンプル(Digitize)●対応機種:ImageQuant™ LAS 4000mini(オプション) UV透過光源の上に、キャリブレーション用のプレート(Calibration Plate GR、図4左)を置き、白色透過光源として検出に使用することができます。 この場合も蛍光検出時と同様に、605DF40フィルターをレンズ下のマニュアルフィルターチェンジャーにセットして検出します。 ゲルを置くトレイは底が乳白色のWhite-Transトレイ(図4右)を使用します。 標準的なCBB染色、銀染色のゲルの検出時の露光時間は、1~3秒程度です。 ゲル(図5)の他、ディッシュ上で培養されたコロニーの簡易的な検出も可能です。
落射UV光源(365 nm)蛍光色素の検出●対応機種:ImageQuant™ LAS 4000(オプション)、ImageQuant™ LAS 4010(オプション) 落射UV光源は主に光を透過しない素材、メンブレンやTLCプレートなどの検出に使用されます。 この場合に使用するトレイは金属性で黒色のEPIトレイ(図6)を使用します。 落射UV光源に適した蛍光色素には次のようなものがあります。
L41フィルターはUV光カット用のロングパスフィルターで、410 nm以下の短波長側の光をカットし、長波長側の光を透過させます。
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