2019-08-08 11:00:00
日頃ÄKTA™をかわいがって頂いている皆さま。また、これからかわいがっていただく皆さまに、今回はÄKTA pure™の機種名についてお届けします。
お客さまの中にはÄKTA™に名前を付けてかわいがっていただいている方もいらっしゃいます。本当に嬉しい限りです。ありがとうございます。
現在ÄKTA pure™は何と16種類もあります。
※クロマトグラフィーシステムをまとめたページはこちらから
一例をあげると、【ÄKTA pure™ 25 L1 F9R】という感じです。うーん、少しわかりにくいですよね。
例えばですが、価格順にÄKTA™太郎、ÄKTA™二郎。とかで良いのではないか?と、最初は思っていました。(そんな事には絶対になりませんが)
それでは、どんなルールなのか?といいますと、
ÄKTA pure™の後ろにある最初の数字は最大流速を表しています。
次の「 L 」はLEDの「 L 」で、1波長測定を表し、この部分が「 M 」ならマルチの「 M 」で多波長測定が可能なモデルという意味になります。
「 L 」もしくは「 M 」の直後にある数字は「 1 」か「 2 」です。「 1 」がシンプル流路で「 2 」が色んなことができるように流路がたくさん選択できることを表します。
最後は「 F9R 」と 「F9C 」のどちらかになります。「 F 」はフラクションコレクターの「 F 」。9は・・・何でしょうね。すいません、私も知らないのです・・・
「 R 」はラウンドの「 R 」でいわゆるエスカルゴ型のフラコレになります。「 C 」はカバーの「 C 」で、箱型のフラコレになります。
というわけで機種名を見ればどんなことが出来るÄKTA™なのか、わかるようになっています。
いかがでしたでしょうか?この記事でÄKTA™機種名の謎?ルール?が少し紐解けたら幸いです。