二次元目電気泳動
ゲルを作製することなく、1つの泳動装置で二次元電気泳動を行いたい場合に
Multiphor II
1台で一次元目から二次元目までの泳動が可能な水平型電気泳動装置です。
ニ次元目SDS-PAGEの泳動にはプレキャストの薄層ゲル(0.5 mm厚)を使用するので、スポットがシャープで再現性の高い結果が得られます。
1. ExcelGel™ SDSを選択し、Multiphor IIのクーリングプレート上にセットします
2. ゲル上にバッファーストリップをおきます
ExcelGel™ SDS Buffer Stripを陽極・陰極にそれぞれおきます。陽極バッファーストリップはわかりやすいように着色してあります。
3. 一次元目泳動をしたImmobiline™ DryStripをおきます
Excel Gelの陰極側に、一次元目泳動後、平衡化の終了したImmobiline™ DryStripをおきます。
4. 電極をおきます
電極の位置はExcelGel™の両端に移動・調整できます。
5. 泳動を開始します
パワーサプライEPS3501XLとMultiTemp III恒温循環装置を接続し、泳動を開始します。
マウス肝細胞タンパク質の二次元電気泳動パターン
一次元目:Immobiline™ DryStrip (18 cm)
二次元目:ExcelGel™ XL SDS 12-14 (18×25 cm)
肺腫瘍細胞タンパク質の二次元泳動パターン
一次元目:Immobiline™ DryStrip pH3-10, 11 cm
二次元目:ExcelGel™ SDS 8-18 (11×25 cm)
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