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HPLCでゲルろ過クロマトグラフィーカラム Increaseシリーズをお使いいただく前にぜひお読みくださいカラムフォーマットの選択方法さまざまな用途に対応できるよう、複数種のカラムフォーマットを取り揃えております。目的に合ったカラムフォーマットを下記にまとめました *1 配管に関するTipsはこちらの資料(Cue Card)をご覧ください。
耐圧の注意事項<カラムご購入の前にご覧ください>お使いのHPLCシステムによっては、システム流路だけで高い圧力が発生するものもあります。カラムの耐圧を超えることで充填レジンが圧縮されたり、カラム自体が破損して液が漏れるなどのトラブルが起きます。そのためにIncreaseシリーズのカラムご購入前に、使用予定のシステムで生じるシステム圧をお調べください。調べ方を下記に記載いたします。
システム圧の測定とカラムの判断【手順】 (1)テスト流速で、カラムをつながない状態(ダミーのチュービングを接続した状態)で圧力を測定します。 (2)(圧力①)ー(圧力②)の値が、次の値以上ある場合、 Increaseカラムはお使いいただけません
*2各カラムのハードウェア耐圧からカラム充填レジンにかかる最大圧力を差し引いた値です。
<実際にご利用いただく際にご覧ください>推奨圧力リミット設定
Tips1
上図圧力②はカラムにはかからない圧力のため、その分を上記推奨リミット圧に上乗せして設定可能です (正確には、実際に使用する流速にて、実際に使用するバッファーを送液したときの圧力②の値をプラスしてください。使用のたびに計測して設定してください)。
Tips2:分離能を上げるためのヒント ゲルろ過クロマトグラフィーにおいて、最良の分離能を得るためにはシステムの選び方が重要になります。システムボリュームを最小容量に抑えるほど分離能が向上します。また、シャープなピークにするためには不要なシステムコンポーネントをスキップする、またはより細い径のチューブを選ぶなどが有効です(図1)。また、Increaseシリーズの各カラムの推奨の径を下記にまとめましたのでご参考にしてください。 図1 チューブ径による分離能の違い。径が細いほど分離が向上していることが分かります
表1 カラムフォーマットごとのおすすめの流路径
ÄKTA pure™との組合せで最適なパフォーマンスが出せるヒントが記載されている資料もご用意しておりますのでぜひご覧ください。
Increaseカラムを安心してお使いいただくために、以上を踏まえたうえでご購入ください。 お問合せフォーム※日本ポールの他事業部取扱い製品(例: 食品・飲料、半導体、化学/石油/ガス )はこちらより各事業部へお問い合わせください。 お問い合わせありがとうございます。 |
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