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前回、LASシリーズ開発の歩みなどをお話しいただきましたが、本日は、LASシリーズ最新機種のAmersham™ Imager 600について、開発の背景などを詳しくお伺いしたいと思います。 伊神様、まずAmersham™ Imager 600シリーズでの改良点を教えてください。 一番の改良点は、一体型にし、さらにスリム化したことです。LAS 4000シリーズ(ImageQuant™ LAS 4000/4010またはLAS-4000)と並べていただけるとすぐにおわかりいただけますが、横幅がずいぶん違います。 また、Amersham™ Imager 600では、従来のLAS 4000シリーズにはなかったセミオートという機能が追加されていますが、これはなぜでしょうか? セミオートは、まさにお客さまの声から生まれた機能です。多くの方がインクリメント機能でたくさんの画像を撮り、その中からご自分に適した画像を選んでいらっしゃるかと思います。また、オート機能(自動露出)も最近では一般的になっていますが、オート機能の場合、濃いバンドにあわせて露出されるため、目的のバンドが薄くなってよく見えないという声がありました。これを改善しようと開発したのがセミオート機能です。 他にもLAS 4000から変わった点がありますか? 2年前に販売したImageQuant™ LAS 500でご好評を得ているレインボーマーカーなどのカラーの分子量マーカーを使ったカラー撮影も、LAS 4000ではできませんでしたが、Amersham™ Imager 600では取り入れています。これができると、タンパク質の分子量が一目瞭然なので、自分で重ね合わせる手間が省けます。 Amersham™ Imager 600で特に思いを込めたところを教えてください。 ソフトウェアですね。ソフトウェアも従来に比べて、使いやすいものになっていると思います。ここを触れば次のステップに進めると直感的にわかるソフトウェアを目指しました。 なるほど。「大きなCCD*1と明るいレンズ*2」は維持したままスリムになった。そのうえ、解析機能もついたのがAmersham™ Imager 600なのですね。大変よくわかりました。ありがとうございました。
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