タンパク質溶解によく用いられる界面活性剤
表 タンパク質溶解によく用いられる界面活性剤
界面活性剤 臨界ミセル濃度(mM) 分子量 使用濃度 備考
非イオン性界面活性剤
Brij™i 35 < 0.1 1,225 0.05 ~ 1.0%
Dodecyl-β-D-maltoside < 0.2 511 1.0%
Nonidet P-40 0.29 602 0.05 ~ 2.0% A280 に強い吸収あり
Octyl-β-D-glucoside < 25 292 1.0 ~ 1.5%
Triton X-100 0.24 628 0.1 ~ 2.0% A280 に強い吸収あり
Tween 20 0.06 1,228 0.05 ~ 1.0%
両イオン性界面活性剤
CHAPS 3 ~ 10 615 0.2 ~ 2.0% 二次元電気泳動のサンプル調製でよく用いられる
Zwittergent 3-12 3.6 356 0.1 ~ 1.0%
陰イオン性界面活性剤
SDS 8.0 288 0.1 ~ 2.0% クロマトグラフィーや二次元電気泳動用のサンプル調製には不適

タンパク質の抽出・細胞破砕法のページへ

タンパク質サンプル調製のトップページへ