ソリューション16
培養時間を短縮し、生産性アップパーフュージョンモードによる1ステップ培養
アップストリームの工程を最適化するために、高密度セルバンクから拡大培養することなく2,000 Lの本培養を行う方法があります。
高密度セルバンク(50~100╳10⁶cells/mL)から10 Lサイズでパーフュージョン培養を行うことで、通常のバッチモードでの培養の場合、本培養を含めて4週間ほどかかっていたものが(図1)、約半分の2週間弱で生存細胞として50╳10⁶cells/mLを確保できます(図2)。
その後、2,000 L培養を行う場合、0.3╳10⁶cells/mLの細胞密度で、1,700 Lの容量で培養を開始することが可能です。
高密度セルバンク(50~100╳10⁶cells/mL)から10 Lサイズでパーフュージョン培養を行うことで、通常のバッチモードでの培養の場合、本培養を含めて4週間ほどかかっていたものが(図1)、約半分の2週間弱で生存細胞として50╳10⁶cells/mLを確保できます(図2)。
その後、2,000 L培養を行う場合、0.3╳10⁶cells/mLの細胞密度で、1,700 Lの容量で培養を開始することが可能です。
図3. 1品目を2バッチ製造するスケジュール例
図4. 培養期間における培養槽ボリュームとパーフュージョン培地量
Continuous perfusion bioreactorのシステム
および方法に関する特許を取得しています。