●きわめて効果的なRNaseの阻害剤
●密度勾配遠心によりRNAをバンドとして分離可能
●RNAとDNAを分離可能
CsTFAには密度勾配遠心法による核酸(特にRNA)の精製に適した多くの特性があります。強力なカオトロピック塩効果によりリボヌクレアーゼを阻害する一方、核酸、タンパク質の水和および可溶化を促進します。きわめて溶解性が高いため、最高2.6 g/ml 濃度の溶液を得ることができます。核酸の浮遊密度がCsTFA中で比較的低い(CsClの場合と比較して)ことと合わせると、RNAがCsTFA密度勾配中でバンドとして分離できるということになります(ほかの条件では不可能です)。また、DNAがバンドとなり、RNAが勾配の最下段でペレット状に沈殿する条件を選択することもできます。この方法を用いると、きわめて効果的にDNAとRNAを分離・精製できます。
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製品 | 包装 | コード番号 | 価格(円) | ||||
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CsTFA(Solution) | 100 ml | 17084702 | 販売終了 |
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