●細胞毒性なし
●生理的イオン強度およびpHの調節が可能
●中程度の遠心力で密度勾配を自然に形成
●等浸透圧の勾配を取得
●塩、ショ糖を加えていない原液なら滅菌可能
Percoll™は細胞に対する毒性はなく、最高1.3 g/ml までの密度勾配を作製できます。密度勾配は標準的混合法を用いて作製することも、アングルローターで中程度の遠心力でPercoll™を遠心し、自己形成させることもできます。Percoll™は分離対象の細胞や細胞内顆粒と同じ浸透圧に調節できます。粘度が低いため、密度勾配をあらかじめ作製しておくと、低い遠心力(200~1,000 gav)で、数分間のうちに細胞分離が完了します。穏和な条件が用いられるため、比較的壊れやすい細胞でも増殖能が保持されます。
細胞、細胞内顆粒、および約70S以上のウイルスの分離に使用できます。
注)本品は、in vitro における細胞および細胞内顆粒ウイルスなどの分離のために開発された研究用試薬です。精子分離のための遠心媒体としての使用を目的としたものではありません。
ご注文情報
製品 | 包装 | コード番号 | 価格(円) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Percoll™ | 250 ml | 17089102 | 30,500 | ||||
Percoll™ | 1 L | 17089101 | 61,900 |
詳細情報
項目
- 仕様
成分: |
非透析性PVPコーティングしたシリカゾル15~30 nm |
---|---|
密度: |
1.130±0.005 g/ml |
電気伝導度: |
1.0 mS/cm |
浸透圧: |
<25 mOsm/kg H2O |
粘度: |
10±5 cP at 20℃ |
pH: |
9.0±0.5 at 20℃ |
有効期限: |
5年間(未開封) |
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