●スモールスケールの濃縮に最適
●プレパックカラムなので即使用可能
●標準的プロトコールおよびクロスリンクプロトコールの2種類から選択可能
●濃縮後のサンプルは電気泳動やLC-MSで使用可能
●HiTrap™ Protein G HPプレパックカラムの使用によりスケールアップが簡単
●すばやく結合し、結合容量が高いため高回収率を実現
Protein G HP SpinTrap™はProtein G Sepharose™ HP充填済のプレパックカラムで一般的な卓上遠心機でご使用いただけます。担体にはさまざまな生物種由来のIgGにおけるFc領域に高い親和性を持つProtein G Sepharose™ High Performanceを使用しています。溶出プロトコールは抗原とともに溶出する標準的プロトコールと、別々に溶出するクロスリンクプロトコールの2種類から選べます。
専用のバッファーキットを合せてお使いいただくと面倒なバッファー調製の手間を削減できます。
注) クロスリンクプロトコールで使用する場合には別途DMPおよびUreaが必要です。
ご注文情報
詳細情報
項目
- 仕様
Protein G HP SpinTrap™
リガンド |
Recombinant Protein G lacking albumin-binding region |
---|---|
リガンド結合法 |
NHS活性化 |
リガンド導入率 |
≈ 2 mg /ml ゲル |
ゲルマトリックス |
6% 高度架橋アガロース |
担体 |
Protein G Sepharose™ High Performance |
結合容量 |
>1 mg human IgG/カラム |
平均粒子径 |
34 µm |
pH安定性 |
3~9 (長期), 2*~9 (短期) |
担体量 |
100 µl |
カラム体積 |
800 µl |
カラム材質 |
ポリプロピレン(本体)、ポリエチレン(フィルター) |
保存 |
20% エタノール |
保存温度 |
4~8℃ |
リガンドとIgGの結合が強い場合は、過酷な条件(pH 3以下)での溶出が必要になります。
一方、タンパク質リガンドは低いpHにおいて加水分解される可能性があります。
Protein A/G HP SpinTrap™ Buffer kit
バッファー | 組成 | 濃度 | 容量 |
---|---|---|---|
Binding/Washing Buffer (TBS) |
0.5 M Tris, 1.5 M NaCl, pH 7.5 |
10× |
5 ml×2 |
Elution buffer (crosslink) |
1 M glycine-HCl, pH 2.9 |
10× | 3 ml |
Elution buffer (classic) |
2.5% acetic acid |
1× | 20 ml |
Crosslink solution A |
2 M triethanolamine, pH 8.9 |
10× | 4 ml |
Crosslink solution B |
1 M ethanolamine, pH 8.9 |
10× | 1 ml×2 |
関連製品
お問合せフォーム
※日本ポールの他事業部取扱い製品(例: 食品・飲料、半導体、化学/石油/ガス )はこちらより各事業部へお問い合わせください。