●ビオチン化生体分子の固定化によるスモールスケール濃縮
●濃縮後のサンプルは電気泳動やLC-MSで使用可能
●ビオチンとストレプトアビジンの強い相互作用または、イミノビオチンとストレプトアビジンの弱い相互作用の利用に
●高い再現性と良好なパフォーマンス
●Streptavidin HP SpinTrap™またはHiTrap™ Streptavidin HPプレパックカラムの使用によりスケールアップが簡単
Streptavidin HP MultiTrap™はStreptavidin Sepharose™ High Performance充填済のフィルタープレートで遠心機、バキュームによるマニュアル操作または自動化システムでご使用いただけます。本製品のビオチンとの強い相互作用は、さまざまな実験にご利用いただけます。タンパク質濃縮ではビオチン化抗体(または、類似したアフィニティーを持つ分子)がマトリックスに結合し、抗体とのアフィニティー相互作用を通して目的タンパク質が濃縮されます。特定のビオチン化タンパク質をカラムへ結合することにより、タンパク質-タンパク質相互作用を研究することができます。
注) 濃縮タンパク質の洗浄および溶出には別途Collection plate 500 μl V-bottomが必要です。
ご注文情報
詳細情報
項目
- 仕様
Streptavidin HP MultiTrap™
リガンド |
Streptavidin |
---|---|
ゲルマトリックス |
6% 高度架橋アガロース |
担体 |
Streptavidin Sepharose™ High Performance |
平均粒子径 |
34 µm |
結合容量 |
>300 nmol biotin/ml ゲル, 6 mg biotinylated BSA/ml ゲル |
pH安定性 |
4~9(長期)、2~10.5(短期) |
マルチウェルフォーマット |
96 ウェル |
ウェル容積 |
800 µl |
担体量/ well |
50 µl |
推奨吸引力 |
-0.1~-0.3 bar |
推奨遠心速度 |
700× g |
マルチウェルプレート材質 |
ポリプロピレン、ポリエチレン |
保存 |
20% エタノール |
保存温度 |
4~8℃ |
フィルタープレートサイズ |
127.8×85.5×30.6 mm (according to ANSI/SBS 1-2004, 3-2004, and 4-2004 standards; ANSI = American National Standards Institute; SBS = Society for Biomolecular Screening) |
関連製品
お問合せフォーム
※日本ポールの他事業部取扱い製品(例: 食品・飲料、半導体、化学/石油/ガス )はこちらより各事業部へお問い合わせください。