●PEG*化タンパク質をはじめとする高分子に最適
●モノPEG化タンパク質を1回の精製で分離
●優れたCIP安定性
* ポリエチレングリコール
MacroCap™ SPはバイオ医薬品としての応用を目的としたPEG化タンパク質をはじめとする高分子量の生体分子精製用に設計された陽イオン交換体です。ベースマトリックスは高度な多孔質で、大きな分子に適した物質移動特性を備え、高分子を吸着できるよう表面積が大きくなっています。CIP安定性が優れているため、担体の寿命が長く、疎水性の高いベースマトリックスで知られているファウリングの問題もありません。
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項目
- 仕様
MacroCap™ SP仕様
ゲルマトリックス |
アリルデキストランとN,N-メチレンビスアクリルアミドの架橋ポリマー |
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平均粒子径 |
50 μm |
荷電基 | -SO3- |
イオン交換容量 |
0.10~0.13 mmol H+/mlゲル |
推奨線流速* |
120 cm/h |
pH安定性 |
通常使用:3~12、短期:2~13、長期:4~11 |
化学耐性 |
クロマトグラフィーに通常使われるすべての水系バッファーで安定 0.5 M NaOH、0.1 Mクエン酸、25% エタノール、30% プロパノール、 50% エチレングリコール、1% Tween-20、1% SDS |
分画範囲 |
a) 分子量 150,000以上のタンパク質 b) 分子量 20,000以上の機能性デキストランやPEG c) 分子量 10,000以上のPEGが付加されたPEG化タンパク質 |
* BPG 300カラム、ベッド高 20 cm、操作圧 < 3 bar(0.3 MPa)、水と同等の粘度のバッファーを使用の場合
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