●小スケール精製およびスクリーニングに適したHis-tagタンパク質精製用磁気ビーズ
●培地に含まれるキレート剤の影響はほとんどなし
●細胞培養後の清澄化した培養上清を、バッファー交換なしでそのまま添加可能
His Mag Sepharose™ excelは、従来品に比べてニッケルイオン(Ni2+)が強固に結合している担体を用いた磁気ビーズです。His-tagタンパク質を細胞外へ分泌発現させた後、清澄化した培養上清を、キレート剤の有無にかかわらず、バッファー交換なしでそのまま添加できます。
磁気ラック(MagRack 6 または MagRack Maxi)を用いて集合させるため、遠心分離による沈殿よりも容易に高純度の目的タンパク質を回収することができ、マニュアル精製における再現性を向上させます。推奨プロトコールを利用した場合、スラリー1 mlで約5回分の処理ができます。
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項目
- 仕様
- 使用例
- 資料
His Mag Sepharose™ excel
ゲルマトリックス |
高度架橋磁性アガロース |
---|---|
平均粒子径 |
63 μm |
結合容量*1 |
約10 mg His-tagタンパク質/mlゲル(1精製あたり約200 μg) |
pH安定性 |
2~12(使用時) |
保存状態 |
20%エタノール(10%スラリー)、4~30℃ |
*1 サンプルにより異なります。
CHO細胞より分泌されたHis-tagタンパク質を含む培養上清からの精製
Instructions for Use - His Mag Sepharose™ excel
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