- SephadexおよびCytodexファミリーは、血漿由来の救命治療薬およびワクチンの製造に使用されています。
- スウェーデンの Uppsala にある製造拠点は、これらの製品の需要拡大に対応するために更新・拡張されました
2022年6月21日
拡張されたCytiva施設 – Uppsala、スウェーデン
プロジェクトリーダーのCecilia Sjöstedtが見守る中、社長兼CEOのEmmanuel Lignerがテープカットを行いました。
Cytivaは、SephadexおよびCytodex製品群の製造能力を拡大するため、スウェーデン・ウプサラの敷地内に新たな大型施設を開設します。
Sephadex製品は、主に凝固因子、免疫グロブリン、アルブミンなどの血漿を原料とする医薬品の精製に使用されています。輸血を受けている患者さんや、自己免疫疾患、白血病、黄疸など血液に影響を与える同様の疾患の患者さんは、治療において血漿をベースとした医薬品を必要としています。Cytodexは付着性細胞株の細胞培養に使用され、ポリオやCOVID-19ワクチンなど、命を救うワクチンの製造を可能にします。
Cytivaのレジン・技術担当ゼネラルマネージャーであるSofie Stilleは、「血漿には2,000以上の成分があり、現在この技術を使って承認されている治療法も20以上あります。研究は進行中ですが、私たちはその可能性が大きいことを知っています。だからこそこの施設の拡張を優先し、人生を変える治療法をより早く、より効率的に患者さんに提供できるようにしたのです。"と述べています。
Sephadex製品の需要増加は、血漿市場全体の成長と、Cytiva顧客の製造拡大が要因です。Cytodexはワクチン製造に使用されており、過去数年間で需要が大きく伸びています。
この拡張プロジェクトは、2018年から継続されています。新施設の完成により、SephadexとCytodexの製造全体に対して、これまでより約40%のキャパシティが追加されます。
Cytivaについて
Cytivaはライフサイエンスのグローバルリーダーとして、アカデミックやトランスレーショナルリサーチ、バイオ治療薬、細胞・遺伝子治療薬、mRNAなど新技術の研究開発・製造者と協力し、革新的な医薬品の提供を可能にします。Cytivaは、世界40カ国に10,000人ほどの社員を擁し、創薬、研究、製造におけるスピード、柔軟性、キャパシティ、効率化に貢献しています。
メディア連絡先
Dodi Axelson
dodi.axelson@cytiva.com
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