ÄKTA pure™ では、マニュアル操作での洗浄、および洗浄用のメソッドを作成して自動的に洗浄することが可能です。

A:マニュアル操作での洗浄
対象:カラムバルブなしのシステム

  • カラムバルブが搭載されていないシステムの場合は、必ずこの方法で洗浄
  • 使用したすべてのラインとカラムをマニュアル操作で洗浄
    (Pump Wash、カラム耐圧設定などを個別に順次手動で実施)
  • カラムを破損しないために、手順の途中でカラムを取り外します

注意!手軽に実施できるが、メソッドで使用した箇所の洗い忘れに注意
(サンプルループ、フラクションコレクターなど)

カラムバルブありのシステムでも実施可能だが、「B:メソッドでの洗浄」を推奨

B:メソッドでの洗浄
対象:カラムバルブありのシステム

  • 使用したすべてのライン、およびカラムの洗浄をプログラムして実行
  • 洗い忘れ箇所が生じる心配がない
  • メソッドを作成する手間は1回
    (カラムごとにメソッドを作成する必要があります)

それぞれの手順は、下の「+」を展開して確認いただけます