●100%ホウケイ酸ガラス繊維で製造
●結合剤フリー、結合剤使用の2タイプ
●粒子保持能に優れたデプスフィルター型
弊社のガラス繊維ろ紙は100%ホウケイ酸ガラス繊維で作られています。結合剤を含まず化学的に不活性なタイプと、結合剤を使用したタイプの2種類があります。
いずれもデプスフィルターであり、速いろ過速度・高い荷重容量を実現しながら、微細粒子(製品によっては粒子保持能が1 μm以下)を保持できます。500℃までの高温に耐えるので、気体のろ過や揮発性物質の重量分析など、燃焼過程を含む手法にも用いることができます。
ワットマンのガラス繊維ろ紙は毛細管構造を持っているため、同等のセルロースろ紙に比べて荷重容量がかなり高く、スポットテストや液体シンチレーション計測法に適しています。また完全に透明にできるので、ろ過後、顕微鏡で観察する際に便利です。
プレフィルターを使用すればろ過システムの荷重容量は大幅に増加します。GF/BおよびGF/Dは、液体への抵抗性が低く粒子保持能に優れているため、プレフィルターとして適しています。大量の液体をろ過する際や、目詰まりしやすり溶液のろ過には、特にマルチグレードろ紙GMF 150がプレフィルターとしてお役に立ちます。
注) 掲載製品は試験研究目的に限ります。
お問合せフォーム
※日本ポールの他事業部取扱い製品(例: 食品・飲料、半導体、化学/石油/ガス )はこちらより各事業部へお問い合わせください。