2022.07.13

Cytiva、米国事業を拡大

By Cytiva Communications
  • 新拠点でCytivaの供給体制 “Security of Supply” を強化

2022年7月13日

ライフサイエンスのグローバルリーダーであるCytivaは、米国ミシガン州マスケゴンに新たな施設を取得し、当社の歴史上初めてスウェーデン国外でのレジン製造事業に追加投資することとなりました。この新しいクロマトグラフィー用レジン製造拠点は、CytivaとPall Corporationによる15億米ドルの生産能力拡大投資の一部となります。

ダナハーグループの経営幹部でありCytivaの社長兼CEOであるEmmanuel Lignerは、"これは、当社のレジンを使用してワクチンや救命治療薬を製造するお客さまへの供給体制を集中して強化する、当社のリーダーシップの発揮を示すものです。"と述べています。

Cytivaは、今回取得した施設を、複数の建物で構成される168,000平方フィートのバイオマニュファクチャリングセンターにすることを計画しています。Cytivaは、製薬会社やライフサイエンス企業が医薬品を製造する際に使用される、生体分子の精製と分析に重要な媒体となるこれらのレジンを製造する設備を、スウェーデン以外にも拡大していく予定です。この度の施設は、完成時には約200人の従業員が勤務する予定です。

ミシガン州のGretchen Whitmer知事は、「Cytiva社のマスケゴンへの投資は、良質な雇用を創出し、ライフサイエンスの拠点であるミシガン州西部の強みを生かすことになるでしょう」と述べています。Cytiva社がマスケゴンに投資することに感激しています。ミシガン州の経済成長を続けるために、さらなる協力体制を期待しています。"と述べています。

Lignerは、「グローバルにバイオテクノロジー・ソリューションの提供を支援するためには、機敏で柔軟な対応が必要です。ミシガン州マスケゴンに投資することで、先進的なバイオ治療薬を開発している北米のお客様によりお役に立てるでしょう。」と話します。

また、ミシガン州経済開発公社(MEDC)、ミシガン州戦略基金(MSF)、米国保健社会福祉省準備・対応担当次官補室の生物医学先端研究開発局(BARDA)を通じた協力協定による支援も得ています。また契約により、米国国防総省の化学・生物・放射線・核防衛合同プログラム執行局(JPEO-CBRND)が米国陸軍契約司令部(ACC)と連携したサポートを受けています。

2022年第3四半期に着工し、2026年に製造を開始する予定です。

Cytivaのレジンについてはこちらをご覧ください。また、グローバルバイオファーマレジリエンスインデックス 2021で明らかにされた医薬品業界のインサイトをぜひご一読ください。

Cytivaについて

Cytivaはライフサイエンスのグローバルリーダーとして、アカデミックやトランスレーショナルリサーチ、バイオ治療薬、細胞・遺伝子治療薬、mRNAなど新技術の研究開発・製造者と協力し、革新的な医薬品の提供を可能にします。Cytivaは、世界40カ国に10,000人ほどの社員を擁し、創薬、研究、製造におけるスピード、柔軟性、キャパシティ、効率化に貢献しています。

メディア連絡先

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