タンパク質サンプルの調製と検出
お客様のタンパク質サンプルの調整と検出において、正確さ、スピード、安全性、および信頼性をもった製品をご提供いたします。
安定したサンプル調製
タンパク質の調製と検出のための高度なろ過、分析、精製ソリューション
信頼性の高いサンプル調製および分画プロセスは、プロテオーム解析の成功にとって重要です。効率的なプロテオーム解析は貴重なサンプルと時間の損失せずに、診断薬および医薬品の研究、開発を促進させることができます。
関連情報
Cytivaの限外ろ過用遠心デバイス
Cytivaの限外ろ過用遠心ろ過デバイスは、多くの一般的なタンパク質試料の調製、精製を簡素化します。これらの遠心ろ過デバイスは、50 μLから60 mLまでのサンプルの効率的な濃縮とバッファー交換を可能にします。低いタンパク質非特異的結合を示し、標的分子の一貫した高回収率を提供するために開発された限外ろ過用Omega™メンブレンを是非お試しください。CytivaのOmegaメンブレンによる限外ろ過は、サンプル損失の量を減少させ、迅速な濃縮、バッファー交換のプロセスを可能にします。
遠心ろ過デバイス (最大容量)
- ナノセップ® (0.5 mL) : 1.5 mLチューブタイプ
- Microsep™ (5 mL) : 15 mLチューブタイプ
- マクロセップ® (20 mL) : 50 mLチューブタイプ
- Jumbosep™ (60 mL)
マルチウェルフィルタープレート
処理したいサンプル量がますます少量になるにつれて、タンパク質を精製するためのアッセイを改善する必要性があります。Cytivaでは特定のアプリケーションを対象とする様々なマルチウェルフィルタープレートを用意しております。
AcroPrep™アドバンスフィルタープレートで使用されているシーリング機構は、サンプルのクロストークやクロスコンタミネーションを防止するために、各ウェルを個別にシールしております。プレートの底部にある高度な流体ディレクターはまた、処理中のろ液の交差汚染を最小にします。
また、Mustang®メンブレンは、大きな生体分子を精製する必要がある場合や、より高速なフローが必要なクロマトグラフィーアプリケーションに推奨できます。メンブレンクロマトグラフィーは、従来の樹脂クロマトグラフィーよりも流速が著しく速く、処理時間が短縮され、スループットが向上するため、極めて経済的です。Mustangメンブレンは、大きな対流性の細孔を有し、プラスミドやウイルスなどの大きな分子の場合でも、高い流速に対して効率的な動的結合能を有します。この結合能は、強力な静電相互作用により生み出されています。例えば、Mustang Qメンブレンは、その表面に陰イオン交換膜として強力な第四級アミン配位子を備えております。また、Mustang Sメンブレンでは、陽イオン交換膜として、スルホン酸基が修飾されています。
トランスファーメンブレン
Cytivaは、ウエスタンブロッティングのような一般的なタンパク質の検出法と互換性のあるトランスファーメンブレンを提供しております。Cytivaのトランスファーメンブレンは優れた結合能と非常に低いバックグラウンドを備えており、検出およびさらなる特性評価のために、低濃度のタンパク質も保持することを容易にします。
Cytivaの厳しい品質仕様は、ロットからロットへの一貫した正確な膜性能を保証しております。弊社のトランスファーメンブレンは、再現性のある結果、耐久性、低バックグラウンドの基準を設定して製造されております。ロール、ディスク、シート、またはカスタムカットを含む様々なサイズフォーマットの範囲で提供しております。
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