●ラボスケールにおける高分離能のイオン交換クロマトグラフィー用カラム
●高い再現性、耐久性
●Mono Q™ & Sの代替推奨品
Capto™ HiResはhigh-flowアガロースベースのマトリクスで平均粒子径が9 µmとなっています。タンパク質、ペプチド、ポリヌクレオチドなど荷電した生体分子を吸着します。Capto™ HiRes QとCapto™ HiRes Sは、それぞれ強陰イオン交換体と強陽イオン交換体で、イオン交換特性はpH 2〜12の範囲内で一定です。2つの異なるサイズのTricorn™カラムに充填されたプレパックカラムをご用意しております。
X線構造解析、クライオ電顕(cryo-EM)など均一なサンプルが必要とされるアプリケーションや、タンパク質のキャラクタライゼーションやタンパク質のチャージバリアントの確認などにおすすめです。
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Capto™ HiRes Q & Capto™ HiRes S イオン交換クロマトグラフィーレジン
Capto™ HiRes Q | Capto™ HiRes S | |
---|---|---|
ゲルマトリックス | Highly cross-linked agarose, spherical | Highly cross-linked agarose, spherical |
平均粒子径 | ~9 μm | ~9 μm |
交換体のタイプ | 強陰イオン | 強陽イオン |
荷電基 | -CH2N+(CH3)3 | -CH2SO3- |
イオン交換容量 | ~ 0.23 mmol Cl-/mL resin | ~ 0.12 mmol H+/mL resin |
化学安定性(使用時) |
• All commonly used aqueous buffers,pH 2–12 • Urea, up to 8 M • Acetonitrile, up to 30% in aqueous buffers • Nonionic detergents • Cationic detergents (for Capto™ HiRes Q) • Anionic detergents (for Capto™ HiRes S) |
|
化学安定性(洗浄時) |
• Acetonitrile, up to 30% • Sodium hydroxide, up to 1 M • Ethanol, up to 70% • Methanol, up to 70% • Acetic acid, up to 1 M • Isopropanol, up to 30% • Hydrochloric acid up to 0.1 M • Guanidine hydrochloride, up to 6 M |
|
pH安定性 | 長期、使用時:2-12 | 短期、洗浄時:1-14 |
プレパックカラム
5/50 column | 10/100 column | |
カラムサイズ | 5×50 mm | 10 × 100 mm |
ベッド体積 | 1 mL | 8 mL |
結合容量* | 50 mg | 400 mg |
推奨流速 | 0.5 to 2.0 mL/min | 0.5 to 2.0 mL/min |
限界圧 | 4.0 MPa, (40 bar, 580 psi) |
* Sample dependent. For highest resolution, do not load more than 20% of the loading capacity.
MonoQと Capto™ HiRes Qとの比較
Mono S™とCapto™ HiRes Sの比較
再現性と耐久性に優れた製品特性。 Cytochrome Cとlysozymeを300回精製したデータを重ね合わせて表示しています(精製10回ごとに所定のCleaning-in-place(CIP)を実施)。同じプロファイルを示し、高い再現性並びに耐久性に優れていることがお分かりいただけます。
Capto™ HiRes Sを用いたmAbのチャージバリアント分析。 抗体医薬品のキャラクタライゼーションの要求項目の中の一つ、チャージバリアントを分析した結果を示します。カラムはMono S™とCapto™ HiRes Sを使用し、HPLCを用いて分析を行いました。
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