お問合せの際、弊社のスタッフから「System checkのデータを送ってください」あるいは、「生データを送ってください」と言われることがあると思います。その際に我々が求めているデータはどうやって出力するかについて装置別にお伝えします。
System checkのデータも、測定後の生データも出力方法は同じ
System checkのデータとして〇〇の項目がPass、Failといったpdfファイルをいただくことがありますが、あのファイルでは情報が不足しているため、装置のどこに不具合があるのか詳細が分かりません。
System checkのデータも測定後の生データも出力方法は同じです。以下の方法にて出力して弊社に送付いただければと思います。
Biacore™ 8Kの場合
Biacore™ 8Kでは拡張子 .BIDrun が生データとなります。以下のように出力してください。
- Biacore™ 8K Control Softwareを開き、Runタブをクリック
- ①Show more、②ドラッグして画面を右端に、③Actionのカラムの矢印ボタンから出力
Biacore™ T200/S200の場合
Biacore™ T200/S200では拡張子 .blr が生データとなります。これらは測定開始時にご自身で指定したフォルダの中に格納されていますので、そのまま送付してください。
Biacore™ X100の場合
Biacore™ X100では拡張子 .X100FObject が生データとなります。また我々スタッフが簡易的に確認する際に便利なので、拡張子.blrのファイルもいただきたいです。よって、1つの測定データにつき2つのデータを送付してください。それぞれの出力方法について解説します。
- Biacore™ X100 Control Softwareを開き、対象のファイル上で右クリック
- Exportを選択
- To other databaseで拡張子.X100FObjectファイルが、To fileで拡張子.blrファイルがそれぞれ保存可能
- 取得したファイルを2つとも弊社に送付してください