●QおよびSP Sepharose™ HPは高度に架橋された強固なアガロースビーズ(平均粒子径34 μm)を担体とした強イオン交換担体
●QおよびSP Sepharose™ HPの排除限界は球状タンパク質について4×106 Da
●高分子量および低分子量の生体成分の両方に対して高い結合容量
●プレパックカラムとして、HiTrap™、HiPrep™、HiScreen™を用意
一般的なクロマトグラフィーにおいて、QおよびSP Sepharose™ High Performance(HP)は、高流速でも優れた分離能が得られます。
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詳細情報
項目
- 仕様
- 補足イメージ
仕様
ゲルマトリックス |
6% 高度架橋アガロース |
---|---|
荷電基 |
-CH2N+(CH3)3(Q Sepharose™ HP) |
-CH2CH2CH2SO3-(SP Sepharose™ HP) |
|
イオン交換容量 |
140~200 μmol(Cl-)/ml ゲル(Q Sepharose™ HP) |
150~200 μmol(H+)/ml ゲル(SP Sepharose™ HP) | |
結合容量 |
60 mg BSA/ml ゲル(Q Sepharose™ HP) |
55 mg ribonuclease/ml ゲル(SP Sepharose™ HP) |
|
平均粒子径(範囲) |
34 μm(22~44 μm) |
最大線流速*1 |
150 cm/h |
化学的安定性 |
一般的なバッファーで安定*2 |
pH安定性 | 2~12(使用時)、2~14(洗浄時)(Q Sepharose™ HP) |
4~13(使用時)、3~14(洗浄時)(SP Sepharose™ HP) | |
オートクレーブ |
pH 7.0で120℃、30分間 |
Cl-を対イオンとして(Q Sepharose™ HP) |
|
Na+を対イオンとして(SP Sepharose™ HP) |
HiTrap™カラム
担体容量 |
1 ml and 5 ml |
---|---|
カラムサイズ |
0.7×2.5 cm(1 ml)、1.6×2.5 cm(5 ml) |
限界圧 |
0.3 MPa(3 bar) |
HiPrepカラム
担体容量 |
20 ml |
---|---|
カラムサイズ |
1.6×10 cm |
限界圧 |
0.3 MPa(3 bar) |
HiScreen™カラム
担体容量 |
4.7 ml |
---|---|
カラムサイズ |
0.77×10 cm |
限界圧 |
0.3 MPa(3 bar) |
流速換算式:流速(ml/min)=線流速(cm/h)×カラム断面積(cm2)÷60
1 MPa=10 bar=145 psi
*1 常温、H2Oの場合
*2 1 M 酢酸、8 M urea、6 M 塩酸グアニジン、1 M NaOH、30% イソプロピルアルコール、70% エタノール
注) 出荷時の保存溶液には、Q Sepharose™ HPおよびカラムは20% エタノールを、SP Sepharose™ HPおよびカラムは0.2 M Sodium acetateを含む20% エタノールを用いています。
注) ÄKTA™design を使用される場合、(プレパックカラム一覧表)「限界圧0.3 MPa 以下のカラムを使用時のご注意点」を必ずご参照ください。
1 MPa=10 bar=145 psi
*1 常温、H2Oの場合
*2 1 M 酢酸、8 M urea、6 M 塩酸グアニジン、1 M NaOH、30% イソプロピルアルコール、70% エタノール
注) 出荷時の保存溶液には、Q Sepharose™ HPおよびカラムは20% エタノールを、SP Sepharose™ HPおよびカラムは0.2 M Sodium acetateを含む20% エタノールを用いています。
注) ÄKTA™design を使用される場合、(プレパックカラム一覧表)「限界圧0.3 MPa 以下のカラムを使用時のご注意点」を必ずご参照ください。
HiTrap™ Q HP、HiTrap™ SP HPを使った分離例
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