●PreScission™ Protease認識配列を持ったpGEX Vector(pGEX-6P-1、pGEX-6P-2、pGEX-6P-3)で発現させたGST融合タンパク質を切断
●切断反応の至適温度が5℃ なので、融合タンパク質の活性を損なわない穏やかな条件での切断が可能
●PreScission™ Protease自身がGST融合タンパク質(1)なので、切断後はプロテアーゼを含まない目的タンパク質のみの回収が可能
●認識配列:Leu-Glu-Val-Leu-Phe-Gln ↓ Gly-Pro(2)
PreScission™ ProteaseはGSTとヒトライノウイルス3Cプロテアーゼの融合タンパク質であるため、Glutathione Sepharose™担体やGSTrap™ FF、GSTrap™ HPカラムを用いて切断反応液から容易に除去できます。5℃ でも十分な酵素活性があるので、目的タンパク質を安定な状態で回収できます。
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ご注文情報
製品 | 包装 | コード番号 | 価格(円) | ||||
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PreScission™ Protease | 500 units | 27084301 | 33,800 |
詳細情報
項目
- 仕様
- 資料
- リファレンス
PreScission™ Protease
反応条件・活性の定義 |
50 mM Tris-HCl、150 mM NaCl、1 mM EDTA、1 mM DTT、pH 7.0溶液中で16時間、5℃ で処理。1 unit は100 μg のGST融合タンパク質を90% 以上切断する酵素活性と定義 |
---|---|
濃度 |
2,000 units/ml(833~1,000 units/mg) |
供給状態 |
50 mM Tris-HCl(pH 8.0)、150 mM NaCl、10 mM EDTA、1 mM DTT、20% グリセロール溶液中 |
保存温度 |
-20℃ |
分子量 |
46,000 |
GST融合タンパク質のPreScission™ Proteaseによる切断結果
リファレンス
1. Walker, P. A. et al., Biotechnology(NY) 12, 601 (1994).
2. Cordingley, M. G. et al., J. Biol. Chem. 265, 9062 (1990).
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