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Whatman™製品に関するよくある質問5選By Joana Gomes, Laura Poli, Wernher Laufer, Support Scientists――ÄKTA™システムにローディングする前にタンパク質サンプル溶液をろ過しています。「Protein Prepシリンジフィルター」を詰まらせないようにするにはどうしたらいいですか?フィルターが詰まってしまうケースでは、サンプルの装填量が多い場合があるようです。「Protein Prepシリンジフィルター」の目詰まりを防ぐには、まずサンプル量を考慮する必要があります。 プレフィルターを内蔵した「GD/Xシリンジフィルター」は、粘性のあるサンプル、密度の高いサンプル、または固形分濃度の高いサンプルなど、ろ過するのが難しいサンプルに対応するフィルターです。各ユニットには、目的のより大きな粒子を捕捉するために、Whatman™ Multigrade GMF 150(10 μmと1 μmの粒子保持能)とWhatman™ GF/Fのプレフィルターが内蔵されています。 ろ過しにくいサンプル用、プレフィルター内蔵「Whatman™ GD/X™ フィルター」は、以下です。
上記に紹介したフィルターがアプリケーションに適していない場合は、GD/X 0.45 GMFを使用することで、0.7 µmまでの微粒子に対応することができます。非特異的な結合やタンパク質の損失を考慮して「ガラス繊維ろ紙」の使用に注意が必要な場合は、「Whatman™ GD/X™Pシリンジフィルター」も選択肢となります。これらのフィルターは、無機イオン分析を必要とするサンプル用のポリプロピレン不織布製のプレフィルターを内蔵したGD/Xラインとは別の製品ラインです。 注:ろ紙、メンブレンフィルター、シリンジフィルターをお探しですか?お客様のニーズに最適なフィルターを見つけ、信頼性の高い分析を実現するために、Cytivaへお気軽にお問合せください。 ――血液サンプルを塗布した後、分析前に「Whatman™ 903 Proteinsaverカード」はどのくらい置いておけますか? 推奨される保管条件は何ですか?「Whatman™ 903 Proteinsaver カード」は、長期保存を目的としたものではありません。劣化の可能性を最小限に抑えるために、Whatman™ 903 Proteinsaverカードで乾燥させた血液サンプルは、-20℃で乾燥剤とともに密封袋に入れて保管することをお勧めします。 ――ヒトの血液スポット(DBS)サンプル中の脂肪酸プロファイル(例:オメガ3、オメガ6)を分析したいと考えています。どのタイプの製品を使用すればよいでしょうか?Whatman™ 903 Proteinsaver カードは、タンパク質の収集・輸送・保存のための5つのサンプルスポットを備えたタンパク質サンプル収集カードです。 ここでは、血液中脂肪酸プロファイル分析用途でのWhatman™ 903 Proteinsaverカードの使用方法について紹介します。
注:予備試験を行うためにWhatman™ 903 Proteinsaver カードのサンプルが必要な場合は、お問い合わせください。 ――大気ろ過金属分析に最適なフィルターは何ですか?高純度石英繊維フィルター「Whatman™ QM-C石英繊維ろ紙」が適しており、微量金属・高耐熱性を特徴としています。粒子状物質の重金属分析や酸性ガス、煙突や煙道、エアロゾルのサンプリングに適しています。 ――ÄKTA™クロマトグラフィーカラムにロードする前に、部分精製されたサンプル中の微粒子除去に適したシリンジフィルターは何ですか?ÄKTA™designのためのタンパク質サンプル調製用シリンジフィルター「Protein Prepシリンジフィルター」は、クロマトグラフィーの前にタンパク質サンプル溶液の前処理を最適化するように設計されています。高収率のタンパク質精製と正確なタンパク質分析のいずれにおいても、カラムにロードされる「サンプルの品質」に影響を受けます。これらを最適化するためにProtein Prepシリンジフィルターは前処理専用にデザインされており、非特異的結合特性が極めて低い再生セルロースメンブレンを使用しています。 ご不明な点がございましたら、下部フォームにご記入の上、お問い合わせください。また、弊社のフィルター選択ツールを使用して、お客様のアプリケーションに適したフィルター材質をお探しいただくこともできます。 お問合せフォーム※日本ポールの他事業部取扱い製品(例: 食品・飲料、半導体、化学/石油/ガス )はこちらより各事業部へお問い合わせください。 お問い合わせありがとうございます。 |
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