● 膜タンパク質精製によく使用されている界面活性剤を採用
● Ready-to-useの界面活性剤ストック溶液のため、煩雑な計量作業が不要
● 濃縮バッファーの使用により、バッファー調製の手間を削減
● 小スケール精製およびスクリーニングに適したHis-tagタンパク質精製用磁気ビーズを採用しており、バッチ法と比較して高洗浄効率および高回収効率を実現
● 別売の専用磁気ラック「MagRack 6」(28948964)のほか、他社製の磁気ラック(1.5 ml チューブ用)でも対応可能
膜タンパク質に代表される難溶解性タンパク質精製では、「いかに目的タンパク質を効率よく可溶化するか」がその後の実験で重要となります。目的タンパク質と可溶化に用いる界面活性剤の相性によっては、可溶化が足りない、逆に強すぎて目的タンパク質を変性させてしまう場合があります。構造を保持した条件下で目的タンパク質を可溶化できる界面活性剤の選択が必要です。本キットには膜タンパク質の可溶化や精製で用いられる7種類の界面活性剤のほか、組換えHis-tag膜タンパク質の小スケール精製やスクリーニングに適した磁気ビーズやバッファーが含まれます。
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項目
- 仕様(コンポーネント)
Membrane Protein Purification Kit
・His Mag Sepharose™ Ni、3×1 ml *1・n-Dodecyl-β-D-maltoside (DDM)、1 ml *2
・n-Decyl-β-D-maltoside (DM)、1 ml *2
・Lauryldimethylamine-N-oxide (LDAO)、1 ml *2
・n-Dodecylphosphocholine (FOS12)、1 ml *2
・Dodecyl octaethylene glycol ether (C12E8)、1 ml *2
・5-Cyclohexyl-1-pentyl-β-D-maltoside (CYMAL™-5)、1 ml *2
・n-Octyl-β-D-glucoside (OG)、1 ml *3
・8倍濃縮リン酸ナトリウムバッファー(pH 7.4) *4、100 ml
・2 Mイミダゾール(pH 7.4)、100 ml
*1 5%スラリー
*2 10%(w/v)水溶液
*3 20%(w/v)水溶液
*4 160 mMリン酸ナトリウム、4 M NaCl(pH 7.4)
*2 10%(w/v)水溶液
*3 20%(w/v)水溶液
*4 160 mMリン酸ナトリウム、4 M NaCl(pH 7.4)
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