●免疫沈降・プルダウンアッセイなど幅広いアッセイに対応する小スケール処理用磁気ビーズ
●バッチ法と比較して洗浄効率および回収効率が高く、高純度の分離が可能
●クロスリンクプロトコールを用いて目的タンパク質を効率的に回収
●別売の専用磁気ラック「MagRack 6」のほか、他社製の磁気ラック(1.5 ml チューブ用)でも対応可能
Mag Sepharose™は、細胞抽出液などのタンパク質サンプルから目的タンパク質をより簡便に分離するために開発された、免疫沈降用の磁気ビーズです。抗体を結合させたMag Sepharose™を磁気ラック(MagRack6、28948964)を用いて集合させるため、遠心分離による沈殿よりも容易に高純度の目的タンパク質を回収することができ、免疫沈降やプルダウンアッセイの再現性を向上させます。Mag Sepharose™で濃縮したサンプルは、MALDI-ToFやLC-MSのような質量分析のアプリケーションに利用することができます。Protein Aと抗体を架橋するクロスリンクプロトコールを用いることで、溶出サンプルへの抗体混入を防ぎ、目的タンパク質を効率的に回収します。
ビーズの使用量の目安は、1サンプルあたりビーズ懸濁液25 μl(=沈降ビーズ量5 μl)ですので、500 μl パッケージで20回分の処理ができます。
Mag Sepharose™関連情報
磁気ビーズって何が良いの???
Mag Sepharose™原理 -動画紹介-
免疫沈降 バッチ法?それともスピンカラム?
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詳細情報
項目
- 仕様
- 資料
Protein A Mag Sepharose™
ゲルマトリックス |
4% 高度架橋磁性アガロース |
---|---|
リガンド |
Native Protein A |
結合容量 |
>8 mg ヒトIgG/ml ゲル |
粒子径(範囲) |
37~100 μm |
操作温度 |
室温 |
保存溶液 |
20% エタノール(20% スラリー) |
保存温度 |
4~8℃ |
他社磁気ビーズとの性能比較
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