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DIGE 道場 第7回
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試薬 | メーカー | コード番号 |
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尿素、EP-MB grade | ロシュ・ダイアグノスティックス | 11-685-899-001 |
Glycerol, 87% | Cytiva | 17132501 |
ゲルキャスティングバッファー 1.5 M Tris-HCl pH 8.8 | バイオラッド | 161-0798 |
Sodium Dodecylsulfate | 和光純薬工業 | 191-07145 |
捨てる時はデカントで。IPGゲルの本数が多いと、平衡化バッファーを入れたり捨てたりするタイミングで、たとえば1本目と12本目で時間差が発生する。この時間差をできるだけ少なくするために操作は素早く行う。
その後、二次元目の電気泳動用のバッファーで軽く洗って余分な平衡化バッファーを除く。プラスチックの筒(Equilibration Tube Set、12セット、コード番号:80646779 Cytiva社)に泳動バッファーを入れて、その中でIPGゲルを上下させる。
ブロッティングろ紙(ワットマン 3MM Chr、Cytiva社にて販売)の上にドライストリップを置く。ゲル面は上にする。このステップはとくに遮光していない。遮光した方がいいかもしれないが実験が大変になるので省略している。特に問題はないようである。12本ある場合は12本のIPGゲルが並ぶことになる。
洗ったあとはろ紙の上で乾燥。過乾燥にはなかなかならない。
これで準備完了。この状態から二次元目のゲルにIPGゲルを載せていく。
その前にトラブルを防ぐ工夫について、次項「平衡化のポイント-温度以外-」で述べる。
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