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Location:Home > 実験手法別製品・技術情報 > 2D DIGE(蛍光標識二次元発現差異解析)
Dr. 近藤のコラム コラム第3回 「生涯道場編」 ~戦うプロテオーム研究~
凍結切片の作成にはクリオスタットを使用する。クリオスタットの使用法は購入先のメーカーの担当の人に習っていただきたい。クリオスタットがすでに周りにあるということは、誰か使える人がいるはずなのでその人に教わってもいいだろう。学生でも1時間も教えてもらえば誰でもマスターできる。腫瘍組織によっては難しい検体もあるのだがそれは例外的であり、ほとんどの場合、すぐにできるようになる。難しいものについては「習うより慣れろ」式に皆マスターしているようだ。クリオスタットがついに使えるようにならなかったという人はかつていないと思うので心配しなくてもよい。
凍結切片の作製自体は2D-DIGE法だからといって何も特別なことはない。厚さが8~10 µmであることが若干普通と違うところだろうか。レーザーマイクロダイセクションの機種によっては専用のスライドグラスを使用する必要がある。そうだとしても難易度が上がるわけではない。
この春から実験を始め、凍結切片の作成もまだ数回目だが危なげなく使いこなしている。
これをテキストで説明するのは難しい。寝返りの仕方を文章で説明するようなものである。
操作としては特に難しいことではないのだが。
次へ 確認のための凍結切片の染色(HE染色)
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