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実践編-1:抗シガトキシン抗体の相互作用解析例(3)目次
3. 方法抗CTX3C抗体10C9は、マウスモノクローナル抗体IgGからパパイン消化によりFabを調製し、陽イオン交換クロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィーにて精製したものを各種解析に用いました。また、抗原はCTX3Cの断片構造となるABC環、ABCD環、ABCDE環の3種類の環状ポリエーテル化合物を用いました(Fig. 1)。 10C9FabのX線結晶構造解析は、10C9Fab単独、10C9Fab・CTX3C-ABCD複合体、および10C9Fab・CTX3C-ABCDE複合体の3種類について結晶化を行い、いずれも分子置換法にて構造を決定しました。RMSDの算出、温度因子(B-factor)の算出は、CCP4プログラムを用いました。 抗原抗体相互作用解析は、VP-ITCを用いた等温滴定型熱量測定およびVP-DSCを用いた示差走査型熱量測定により熱力学的解析を行いました。その他の条件はこの後示してゆきます。 次へ(実験結果-抗シガトキシン抗体10C9FabのX線結晶構造解析) 「相互作用解析の王道」について「相互作用解析の王道」は、2009年8月よりバイオダイレクトメールでお届けしています。
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