|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Location:Home > 実験手法別製品・技術情報 > BIA(生物物理学的相互作用解析) > 相互作用解析の王道 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
原理:其は王道を歩む基礎体力(5)目次
2. 表面プラズモン共鳴を用いた速度論的解析2-4. van't Hoffエンタルピー(ファントホッフエンタルピー)
相互作用の結合定数の温度変化を求めることで、ファントホッフエンタルピーを計算することができます。結合のギブスエネルギー変化は と表すことができます。この温度微分は となります。ここで ですので、(f11)式は と書き換えることができます。ギブスエネルギーと解離定数KDは(f14)式 (f13)(f14)式から が導かれます。ここではd(1/T)/dT=-1/T2を用いました。 (f15)式から、平衡定数の対数と温度の逆数をプロット(線形ファントホッフプロット、Fig. 3)することで、反応のエンタルピーを求めることができます。熱測定に頼らずにファントホッフエンタルピー変化量を求めることができるというわけです。
次へ(表面プラズモン共鳴を用いた速度論的解析 - 実験上のポイント) 「相互作用解析の王道」について「相互作用解析の王道」は、2009年8月よりバイオダイレクトメールでお届けしています。
バイオダイレクトメールは弊社WEB会員向けメールマガジンです。バイオダイレクトメールの配信をご希望の方は、下記リンク先からご登録をお願いいたします。 関連リンク津本先生の研究内容や論文などはこちら→津本浩平先生の研究室Webサイト お問合せフォーム※日本ポールの他事業部取扱い製品(例: 食品・飲料、半導体、化学/石油/ガス )はこちらより各事業部へお問い合わせください。 お問い合わせありがとうございます。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
© 2024 Cytiva